最新情報はWHOから

 SARS-CoV 2ならびにCOVID-19とその拡大については連日報道され、やや情報過多と言ってよいでしょう。そんななかで、根拠のある情報を入手しないと適切は判断はできません。大手マスメディアもおおよそ信頼できるとはいえ、数だけを追っているような一面的な報道もあります。あるいは、政策的な議論では、表面的な公平性にととらわれて、真理が覆い隠されていることもあるかもしれません。全体を見渡して、正確な情報を得るためには公的機関の公表している内容を見るのが最もよいでしょう。
 しかし、日本の公的機関が発す情報は概してわかりにくい。あるいは、とにかく発表した、という形式にとらわれている様な気がしてなりません。いろんなWebサイトをあたって見ましたが、広く市民あるいは医療従事者、またはある程度の知識を有する多くの人々を対象として、それぞれに応じてわかりやすく情報を提供するという点では、WHOのWebサイトに勝るものはないでしょう。さすがは人類の英知を結集した組織です。ただ、残念なのは日本語で表記されていないこと。やむを得ないことではありますが、これこそ厚生労働省などが直ちに翻訳をして示せるような態勢を取るべきでしょう。

 文句ばかり言っていてもしょうがないので、いくつか重要なページあるいはその内容をこのあと順次紹介していこうと思います。

 WHOの新型ウイルス感染症に関する公式のWebサイトは
   https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
です。"Q&A on coronaviruses (COVID-19)"をみれば、ほとんどの疑問には答えてくれるでしょう。また、"Research and Development"では、文字通り最新の研究成果(論文)が一覧にされています。もちろん全て英文ですが、 医学研究の学術論文がどのようなものかを知るにもよい機会だと思います。平時でもあることですが、根拠の無いあるいは非科学的な言説が流布されています。"Myth busters"は、適切な日本語訳はありませんが、疑似科学あるいは似非科学的な「ウワサ」に答えてくれます。

 Google翻訳での和訳も、ほぼ誤解のない範囲で意味がとれますから、適宜利用するとよいでしょう。ブラウザでGoogle翻訳などを機能拡張としてインストールしておけば使いやすいはずです。もちろん、英語の勉強を兼ねて頑張ることを推奨します。文法的には決して難解ではありません。時制も単純で、関係代名詞などもそれほど多くはありません。ただし、専門用語が含まれているため、高等学校までどんなに英語がよくできたとしてもやや苦戦するでしょうが、挑戦する価値は十分にあります。ビデオも比較的はっきりした発音でそれほど速くしゃべっているわけではないため、聞き取りの練習になります。とってつけたような台詞で会話している英会話練習用よりもはるかに実践的です。