第2回 生体の階層性

今回は生体の階層性について、特に「外皮系」をモデルにして説明しました。最初と言うこともあり、生理学を学ぶ上で必要ないろんな知識を織り交ぜて説明したので、やや混乱したところもあったかもしれません。前回も言いましたが、必ず毎回復習をすること。後でまとめて見直すのは、多くの方には無理でしょう。毎回必ず復習をして、さらに忘れているところ、確認すべきところをさかのぼってチェックしていくようにしてください。

さて、今回は器官系〜物質までの回想の積み重なり方を具体的に考えました。全体をおおざっぱに理解するためにもひとつひとつの知識をしっかりと積み上げていくこと、概念や意味を把握することが重要であるということがわかったと思います。「外皮系」を取り上げた理由は、
生理学の教科書に「外皮系」という項目がなく、まとめて説明する機会がないこと、
器官系の中で最もよく眼にするものであること、
構成する器官が少なく、組織構造も単純で説明しやすい
などです。今後生理学の中で取り上げられるとすると、
感覚器系の一部である表在感覚を含む器官として
体温調節や生体防御の一端を担う器官として
でしょうか。いずれも生理学Ⅱ&Ⅳの範囲です。

「外皮系」をモデルにして、細胞から器官系までをフローチャートのような形でまとめてみると、理解の助けにあると思います。