2017年度 第3回 体液のpH、フィードバック、化学反応、細胞とは

 今日は話がかなり雑駁になりましたが、今後の学習の基礎になる内容ばかりですので、よく復習をして頭に入れておくように。

 体液、特に血漿のpHが7.35~7.45に保たれているということは、維持されている内部環境の諸要素の中でも特に重要です。呼吸器系と泌尿器系で具体的に学ぶことになると思います。また、内分泌系では、特に腎臓の機能を調節働きをもつホルモンについて取り上げられますので、しっかりと学習してください。

 授業ではエアコンの例を用いて説明しましたが、負のフィードバック機構はホメオスタシスの諸要素のそれぞれが維持されているしくみを考える上でどうしても理解しておく必要があります。授業では血圧調節を例にして説明しました。生理学Ⅱでも同様の説明があると思いますが、受容器がどこにあるのか、受容器と中枢を結ぶ神経、中枢、中枢と効果器を結ぶ神経系の作用、そして効果器の働きなど、順に追って考えるようにしていきましょう。

 化学反応については、本来であれば『生理学のための化学』に含めるべき内容ですが、残念ながらまとめられていませんので今回の授業で取り上げました。高等学校の化学などで学んだ内容の中にすべて含まれているのですが、これから学ぶであろう内容に即してまとめ直してみました。やや分かりにくいところもあったともいますが、同化反応、異化反応、そして代謝の概念は頻繁に取り上げられます。また、可逆的反応もよく出てきますので頭に入れておきましょう。そして、ATPは『エネルギーが必要』な場面では常に介在する物質です。忘れないようにしましょう。

 来週から第2章『細胞の構造と機能』へ入ります。今日の最後にも触れたように、細胞は生体の構造と機能を考える上での基本単位です。すべてはここから始まると要ってもいいでしょう。最初に細胞膜について考えますが、生体を構成する分子のうち、脂質が特に重要な役割を演じています。『生理学のための化学』の該当部分を自習してから臨みましょう。