第17回 筋線維の種類と収縮の特徴

後期第1回目は前期の続きで、筋系について取り上げました。今回は、ATPの産生方法によって骨格筋を分類して、さらに、筋線維の収縮がどのように調節されているかを考えました。

筋線維の分類方法はいくつか知られていますが、最もわかりやすいのはその色、または筋収縮の速度による分類です。しかし、これらの特徴は筋の構造や収縮に関わるいくつかの性質を反映しているため、結局はATPの産生方法によって分類していることになります。

これまでの国家試験では、赤筋、白筋という分類でその特徴、構造を問う問題が出題されています。したがって、まずはこの2つの分類をよく理解しておく必要があります。一方で、運動単位の分類については教科書では3種類に分類して説明していますので、筋線維もATPの産生方法の違いによって3種類に分類して考えられるようにしておきましょう。

3種類の筋線維の構造とATP産生に関する特徴を一覧表にしました。自分なりに重要だと思う部分を抜き出してまとめなをしたり、箇条書きや文にまとめ直したりしながら、理解するようにしましょう。運動単位に部結びつけていこうとすると、ここに運動ニューロンの特徴を付け加えれば十分です。

後半では単収縮と強縮について簡単に説明しました。そして3種類の運動単位ごとに単収縮と強縮がどのような特徴を持っているのかを、実験例を通じて考えてみました。プリントには必ずしも十分な説明がつけられなかったので、授業を思い出しながら改めて自分で考えてみること。忘れてしまった場合にはいつでも質問に来てください。