第25回 聴覚

今回は聴覚器のしくみを取り上げました。構造は解剖学で学んでいるはずということで重要なところだけをピックアップして説明しましたが、不十分だと感じた場合は各自で見直してください。

はじめに聴覚器の適刺激である音波=空気の振動について簡単に説明しました。空気を構成する分子の疎密波としての縦波を、電気的な信号に変換するために進化は非常に大きな工夫をしています。

空気の振動を機械的な振動、液体の振動に変換した後、感覚受容器細胞である有毛細胞のもっている特殊な構造を生かして、細胞の脱分極を引き起こしています。しかも、はじめの音波の振動エネルギーと周波数に応じてその違いを感じる分けられるようにも工夫されています。プリントの図を説明を見ながらじっくりと考えてみましょう。構造と機能がいかに密接に結びついているかが理解できることでしょう。

次回は内耳にあるもう一つの感覚機能である平衡感覚をとりあげ、その後で視覚機能に入ります。