第32回 自律神経系

時間がたってしまいましたが、最後の授業の内容を簡単にまとめておきます。

ここで取り上げた内容のほとんどはこれまでに学んでいることばかりですが、「自律神経系」あるいは「交感神経系と副交感神経系」という切り口で見直してみたというところでしょうか。ほとんどすべての器官系の機能はこれらの神経系の作用によって調節されています。特に、循環器系や呼吸器系、消化器系などは重要ですので、春休み中に必ず時間を作って見直しておくようにしてください。

交感神経系と副交感神経系の作用という観点から見ると、それぞれの伝達物質とその受容体の組み合わせ、そして、標的器官の受容体とそこに伝達物質が作用したときにそれぞれの器官がどのように機能が変化するのかを考えられるようにしておきましょう。プリントに表でまとめましたが、この表は何もかも一つにまとめています。したがって、具体的な勉強には使いにくいと思いますので、自分なりに見やすい表を作り直してください。こうした作業はただ写せばいいわけではありませんから、何が重要かをじっくりと考えながら、進めていきましょう。それが勉強すると言うことです。

自律神経頚の中枢の機能はだいぶスキップしながら説明をしました。基本的な考え方は循環器系に関する調節機能として取り上げたとおりです。また、視床下部の働きは自律機能全体にかかわる大がかりなものです。体温調節や消化機能など、内分泌系の作用もあわせて考えられるようにしておきましょう。