第14回 筋収縮のしくみ、興奮収縮連関、筋のエネルギー産生

時間がたってしまい申し訳ありません.夏休み前、最後の授業の内容をまとめます.

小テストでも出題したように筋節の構造はしっかりと復習しておいて下さい.そして、筋が収縮しているときと弛緩しているときに、筋節の構造のどこがどのように異なっているのかをよく考えられるようにしておきましょう.

筋収縮のしくみですが、運動ニューロンから筋線維への興奮の伝達があって初めて収縮が生じますが.細胞間でどのように興奮(=活動電位)が伝えられるかは夏休み明けの授業で取り上げます.先週の授業では、筋線維、正確には筋線維の細胞膜に興奮が生じた=活動電位が発生したあと、筋線維の細部で何が起こっているかを考えました.

現象としては興奮収縮連関、そして太いフィラメントと細いフィラメントの滑走という2つの現象をおさえておくことです.カルシウムイオンをキーにして、プリント152ページや148ページの図を参考に、細胞内での現象をよく考えておきましょう.これらの図を見ながら声に出して説明ができるかどうか、説明しようとして何かをごまかしたり、しどろもどろになったりせずに、上手に説明できるようになれれば、同じことを字にして書いてみましょう.

後半は、筋収縮のエネルギー源であるATPをどのようにつくっているのかについて説明しました.細胞内でのATP産生については、まだ十分に習っていないようで、わかりにくかったかもしれません.夏休み明けに、ATPの産生方法による筋線維の分類を改めて詳しく取り上げようと思いますが、赤筋=遅筋と白筋=速筋の違いについてはよく見直しておくように.