第34回 高次機能

最後の授業でしたが、大脳新皮質の解剖学的な特徴と高次機能、特に学習と記憶を取り上げました.あまり時間がなく上滑りでしたので、ぜひ自分でいろいろ調べてみてください.

新皮質はヒトで最も発達した部位です.特に齧歯類であるマウスと比較しましたが、違いは一目瞭然です.いろんな感覚野や運動野、そして連合野の機能をになっているわけですが、ヒトのもつ高度な能力はこの発達した新皮質のおかげです.偶然に偶然が重なった進化の結果、獲得されたものであることを忘れないでください.

あらゆる生命現象の中で、現在最も精力的に研究されているのが学習や記憶のメカニズムです.非常にマクロな現象を分子レベルで解明しようとしていますが、授業でも触れたようにまだ緒に就いたばかり.長期増強(LTP)などは重要なキーワードですが、大きなブラックボックスが横たわっていますが、今後が楽しみです.

さて、1年間いかがだったでしょうか?
まだ再試験の残っている人もいますが、どこかワンポイントでもいいので春休み中に見直しておくといいと思います.また、2年生では病理学や臨床を学ぶことになりますが、いずれも生理学や解剖学がベースになっています.必要に応じて見直すようにすると、より理解が深まると思います.

このWebサイトは来年も継続します.また思い出した頃にひらいてみると新しい発見があるかもしれません.よろしく!(*^_^*)

第33回 自律神経反射と大脳新皮質の機能

試験前最後の授業でした.半年間いかがでしたか?(^0^)

自律神経系の機能のうち、自律神経反射について特徴をつかみながら、これまでの復習もかねて具体例をいくつか検討しました.
ポイントはやはり反射弓です.事例を挙げた反射については、求心路、中枢、遠心路をしっかりと確認してください.

生理学4(&2)の試験勉強にも役立つかとも思います.もう少しいろんな事例をまとめられればよかったのですが、授業で触れた教科書の記述を参考に自分で勉強してください.

中枢神経系の高次機能については、後期に取り上げた感覚機能と運動機能にかかわる大脳皮質(新皮質)の中枢機能をまとめました.中心前回や中心後回は非常に特徴的ですので、しっかりと見直しておいてください.
また、言語機能の中枢は機能わけがはっきりしています.

解剖学的な特徴は試験後の授業で取り上げたいと思います.