第2回 階層性:外皮系、内部環境の恒常性

申しわけありません。サマリーを創っておきながらアップしておりませんでした。改めて先週の授業のまとめです。

第1回目の授業では生物のからだ、生体の構造には階層性があるということを学びました。第2回目では、外皮系を取りあげて、実際にどのような階層構造になっているかを考えました。


自分の外皮、直接には表皮を毎日目にしています。多少はわかりやすいのではないかと思います。外皮系という器官系は、皮膚という器官とそれに付属するいくつかの器官から構成されています。付属器官は、一つ一つは皮膚よりも小さいですが、いずれも外皮系としての機能を全うする上で必須です。皮膚という器官は表皮と真皮という2つの組織から成り立ち、表皮は上皮組織、真皮は結合組織に分類されます。組織には、その組織を構成する細胞の形態や細胞間の物質などによって分類することができます。表皮と真皮について構成する細胞や細胞間の物質をいくつか示して説明をしました。飛ばしてしまった内容もありますが、自分でよく見て、その違いを理解しながら、組織の構造を考えるきっかけにして下さい。

細胞と一言にいってもいろんな種類があり、それぞれ形態も機能も全く異なります。表皮と真皮についていくつか細胞の名称を挙げて機能を説明しました。構造についてはあまり説明しませんでしたが、今後の授業でさまざまな組織を学ぶ中で、いろんな図を見ると思います。それぞれにある程度形態が判別できるような図が描かれているはずですから、一つ一つをよく注意してみるようにしましょう。

階層性の最も下位、最小のレベルである物質=分子や原子の詳細は『生理学のための化学』に譲ります。できるだけ早く目を通して、何が分かっていて何が分からないのかをはっきりさせましょう。もちろん、分かっていないことは解決する必要があります。そして、概念とともに、いくつかの元素記号を知っていることも必須です。

授業では元素についてだけ一覧表で示しました。ほんの入り口ですが、配布した周期表とともにできるだけ日常生活の中で考えられるようにしていきましょう。

最後に『内部環境の恒常性』、『ホメオスタシス』という考え方を説明しました。考え方そのものは何となく身に付いていることかもしれませんが、『生理学』を学ぶ以上、正確な概念と言葉、それに関わる人物や歴史を知っておく必要があります。また、来週は『ホメオスタシス』の概念を体液を実例として取りあげながら具体的に考えます。