第10回 エキソサイトーシス、膜電位

今週は先週からの続きで小胞による輸送について取り上げました。エキソサイトーシスが関わっている現象をいくつか学ぶはずです。生理学1の前期では、来週から再来週にかけて取り上げるニューロンでの興奮の伝達です。今日の授業でも触れましたが、ニューロンは軸索終末から神経伝達物質という化学物質を大量に放出します。また、生理学2では再三にわたって触れられるのではないでしょうか。 現象は単純でわかりやすいと思います。いつでも思い浮かぶようにしておきましょう。

さて、後半は細胞の膜電位とニューロンの静止膜電位について取り上げました。ここまでに体液や細胞の膜構造、膜を通過する物質の輸送を学んできましたが、これらの知識を使って多くのことを考える必要があります。やっと生理学らしい内容になってきました。例えば、細胞膜内外のイオンの組成、脂質二重膜の基本的な性質、受動輸送、イオンチャネルに関する知識を使って、順に考えていく必要があります。また、電圧や電流などの基本的な理科の知識も必要です。これらまでを一緒に復習する時間はありませんので、忘れていると思ったら各自でやり直しておくように。

静止膜電位については、授業の説明を思い出しながらプリントをよく見て自分で声に出して説明するようにしてみましょう。できるできないはともかく、図を見ているだけでは理解することはできません。また、別項に説明文を考えてみましたので、参考にして下さい。