2月14日の追加プリント《教科書・参考書》

 最後の授業で追加で配布したプリントは、来年度(2019年度)用につくった『教科書・参考書』の一覧です。今年度の初めに配布した内容と一部を修正しています。特に、この2年ほどで一気に広がった電子教科書あるいは電子版が付属している教科書についてを追加しました。

 授業用プリントで引用した図の多くはトートラの二冊からとっている。『人体解剖生理学』は授業の内容とほぼ一致するレベルで、『人体の構造と機能第4版』(1304頁)の簡易版にあたる。もし自分で購入してみようと思うなら、後者がお勧め。やや古い版だが、今から読み返すに足る内容。原書の依り新しい版の翻訳が出版される可の能性もある。上記二冊の電子版はない。

 『人体の正常構造と機能』(879頁)はトートラと比べると、基礎的な内容の説明は省かれているが、分子、細胞レベルでは詳しく且つ平易に解説している。図もわかりやすい。紙媒体の書籍を購入すると電子版をダウンロードできる。ただし、ビューワーの使い勝手は非常に悪く、目次からめざすページに直接移動できる程度の機能しかない。

 上記の教科書が、題名の通り解剖学的内容と生理学的内容をともに含んでいるのに対して、『ガイトン生理学』(1057頁)と『標準生理学』(1140頁)は、純然たる生理学の教科書。ページ数からも分かるように、いずれもかなり大部で辞書的に利用する目的であればよいが、通読するのはたいへんだろう。

 『ガイトン生理学』も『人体の正常構造と機能』と同様に、書籍を購入するとダウンロードできる。ただし、これも電子教科書としての使い勝手は悪い。

 「その他」として紹介した、『グレイ解剖学』と『同アトラス』も、『ガイトン生理学』と同じ出版社で、電子版の扱いは同じ。ただし、これらは電子版のみの購入も可能であるため、使い方しだいでは有用であろう。

 『標準生理学』電子版は、医学書院の標準シリーズ基礎医学系教科書(全10冊)を一括して購入する形でしか手に入らない。これらは医学部の学生を主なターゲットにしているのか、6年間の期限付き。ただし、価格は紙媒体で購入する場合の約半額(といっても約10万円)。

 辞典類として紹介した3種はいずれも電子版が購入できるが、それぞれに価格や電子版の利用方法が異なる。医学書院・医学大辞典はWeb利用による3年または6年契約の使用。南山堂・医学大辞典はスマホやタブレット用にダウンロードして利用する。ステッドマンはPC用とスマホ・タブレット用がある。

  『人体の正常構造と機能』、『ガイトン生理学』、『標準生理学』ならびに医学書院・医学大辞典と南山堂・医学大辞典であれば、それぞれの電子版または電子書籍の実物を紹介することができるので、4月以降にいつでも職員室まで。


 そのほか、Kindleはもちろん、いくつかのビューワー用に多くの教科書が出版されている。多くは決して安い価格ではないから、購入する場合は内容や使い勝手をよく吟味することをお勧めする。