キログラムが変わりました

 『生理学のための化学』でも少し触れていますが、先週の月曜日、2019年5月20日をもって質量の単位である「キログラム」の定義が変わりました。

 100年以上にわたって使用されてきた「キログラム原器」の質量を基準にするのではなく、光の速度やプランク定数という物理学上の基本的な量に基づいて再定義されました。「キログラム原器」は、当初10万年は重さが変化しないとして作成されたようですが、予想に反して経年劣化は早く、約50マイクログラム変化してしまったそうです。

 日本では茨城県にある国立の研究機関、産業技術総合研究所(産総研)の計量標準総合センターが基礎的な研究を通じて今回の定義の変更に大きく寄与したとのこと。「キログラム定義改訂特設サイト:https://www.aist.go.jp/taisaku/ja/kg/index.html」を設けて、快適の経緯や詳しい根拠などをまとめていますので、一度見てみましょう。

 また、朝日新聞のWebサイトでは産総研のセンター長さんが解説をしていますので、興味があれば読んでみるとよいでしょう。ここです:
https://webronza.asahi.com/science/articles/2019052200005.html