第29回 視覚の伝導路、脊髄反射

先週ははじめに視覚の伝導路について補足しました。単に、視神経から一次視覚野までのインパルスの通過経路としてだけではなく、視野あるいは視野に入っている物体の像がどのようにしてイメージされているのかを考えられるようにしてください。視野と網膜、そして一次視覚野に至る伝導路を自分で描いてみて頭に入れておくように。

先週の中心は脊髄反射です。反射についても要点をまとめましたが、反射弓の構成をよく理解しておいてください。今度の授業、そして後期末試験でも必ず問う内容です。

さて、脊髄が中枢として調節している運動機能の中心は反射です。したがって、授業でもその代表である伸張反射と拮抗抑制、そして自原抑制を3つをはじめに取り上げました。反射という現象を考える上でのモデルとしても非常に重要です。反射弓を自分の言葉で正確に説明できるように、何度も繰り返しおさらいしておくように。

反射を考える上では、後期の前半で取り上げた感覚受容器と感覚神経に関する知識や理解も必須です。今回の授業では固有感覚受容器である筋紡錘と腱器官、そして表在感覚の受容器が関わる反射を取り上げました。来週は脳幹が中枢として機能する反射を取り上げます。ここでは、特殊感覚の受容器が関わる反射をいくつか取り上げます。

感覚機能と運動機能を反射という現象を通じて結びつけて考える必要があります。いろんな知識を別々の引き出しにしまい込むのではなく、いつでもすぐに取り出せるようにしておきましょう。