椿姫:次回の紹介2

先ほどMET《椿姫》のチケットを予約しました.ミッドランドスクエアシネマへ行ったことのある方はご存じでしょうが、ホールが7つあって、それぞれ収容人数が異なっています.先週の《マノン》を始め、これまで上映されたMETライブニューロングは、中くらいのサイズのホールで上映され、それでも空席が目立つほど.ところが次回《椿姫》は一番大きなホール、土曜日だからかもしれませんが、かなりの入りを見込んでいるようです.

たくさんの人が見に来られるのはいいのですが、外れたらどうするの(..;)
でも、一度観たら間違いなくあなたもとりこになります\(^O^)/

さて、今度上映される公演の演出は、オーストリア・ザルツブルクで行われる『ザルツブルク音楽祭』というイベントで数年前に成功したものを、そのまま持ってきています.このときの主演は先日の『マノン』を歌ったアンナ・ネトレプコ.テレビ録画を持っているので、昨日、一昨日と予習をかねてすこし観てみました.

はじめてオペラを観る人にはややわかりにくい演出かもしれません.時代背景などを反映した舞台にはなっていない、つまり大道具の造りなどが19世紀・パリの豪華絢爛な様子を反映しておらず、ちょうど抽象画を見ているような舞台.その代わり音楽、歌に集中させようという演出家の狙いがあるようですが、取っつきにくいのは事実.

ナタリー・デセイという歌手は「歌う女優」ともいわれるほど演技に長けたオペラ歌手で、これまでにも多くの名舞台を作り上げています.昨年、同じMETライブビューイングでのドニゼッティの《ランメルモールのルチア》(
ここ)の演技も実にすばらしいものでした.身体を常に動かしながら、顔の表情なども真に迫りすぎていて、音がなく字幕だけだったら、舞台演劇とまちがえてしまうかもしれません.