名フィル市民会館シリーズ:ソリスト

今回のソリストについて一言。
ニキータ・ボリソグレブスキーは1985年・ロシア生まれ。ヴァイオリニストとしては、もう若いという年でもありませんが、2007年のチャイコフスキー・コンクールで第2位を獲得しています。今回のソリスト・アンコールは
イザイ作曲無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番から第4楽章
でした。イザイは自身がすぐれたヴァイオリニストで、ヴァイオリンのための曲を多く作曲し、必須のレパートリーのようです。

さて、2007年のチャイコフスキー・コンクールのヴァイオリン部門で第1位だったのが日本人の神尾真由子。実は、彼女がチャイコフスキー・コンクールに出るおよそ1年前に名フィルと共演しています。今回のプログラムと同じくシベリウスのヴァイオリン協奏曲(とシベリウスの交響曲第2番)。音楽に真摯に向かい合い、集中力を切らさずに最後まで演奏した姿を今でも覚えています。実にすばらしい演奏でした。名フィルの交響曲第2番のほうもこれまでに聴いた名フィルの演奏の中ではベスト10には入る名演でした。

また、2007年のチャイコフスキー・コンクールのヴァイオリン部門で第3位だった有希・マヌエラ・ヤンケも2012年7月に聴いています。これも名フィルの特別演奏会で、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でした(ここ)。