椿姫(METライヴビューイング):次回の紹介

マノンの紹介ですこし触れましたが、今度の土曜日から(金曜日までの1週間)、今シーズンのMETライブビューイング最後を飾る
ヴェルディ作曲《椿姫(La Traviata;ラ・トラヴィアータ)》
です.(
2011-2012 | 演目紹介 | METライブビューイング | 松竹
主演はナタリー・デセイ、私が一番好きな歌手です.

《椿姫》は1850年頃のパリを舞台とした、高級娼婦=椿姫と田舎から出てきたお坊ちゃんの恋物語.ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアが主演した映画《プリティー・ウーマン》はこのオペラのストーリーをたたき台にしてつくっています.映画の中で2人で観に行くオペラも《椿姫》です.
詳しいストーリーはここ

今回の上映は、4月に現地上演された録画ですが、評判は上々(ここ:
METライブビューイング 最新情報)のようで、今から期待に胸をふくらませております(^^).上のサイトで一部視聴できます.
一昨年、別の劇場による同じ《椿姫》の来日公演を見に行きましたが(
ここ)、今回は演出が全く異なっているので、どんな表現をするのか楽しみです.

さて、時間があれば、この《椿姫》でのデセイの歌声と前の《マノン》を歌ったネトレプコの歌声を比べてみてください.同じく現代を代表するトップソプラノですが、声の質が全く異なります.デセイは軽やかで透明感があり、高音を軽々と扱っています(このようなタイプをソプラノ・レッジェーロ、またはコロラテューラ・ソプラノといいます)が、ネトレプコはややかれたような声なのですが、抒情的で、高音域にも声に奥行きがあります(ソプラノ・リリコといいます).

《椿姫》は日本で非常にポピュラーなオペラ演目で、DVDもたくさん出ていて、テレビでも比較的よく取り上げられます(再来週、NHKがデセイが歌った《椿姫》の別の公演を放送します:
プレミアムシアター|NHK).