ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

先週末は名フィルの定期でしたが、昨日はドイツのドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏会がありました.CBCがやっている「名古屋国際音楽祭」の一環で、名フィル定期と同じ愛知県芸術劇場コンサートホールです.

指揮者は、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督であるファイビオ・ルイージ、イタリア人ですが、現在国際的に非常に注目されている指揮者の一人です.曲目は
リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、同じく交響詩「ティル・オリレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、そしてメインがブラームスの交響曲第4番

名フィルの定期と比べると非常にオーソドックスなプログラムですが、外来のオケの演奏会はだいたいこんなふうです.むしろ3曲プログラムなのに協奏曲がないのはやや珍しい.

世界最古のオケといわれ、創立が16世紀半ば、当時のドレスデンの宮廷楽団がもと.現在知られている有名なクラシック音楽のどの作曲家が生まれるより前からの伝統があります.10年くらい前にも別のホールで聴いたことがあるのですが、思わず「CDと同じ音がする」と感じました.

リヒャルト・シュトラウスは19世紀後半から20世紀前半に活躍した作曲家ですが、このオケは彼の曲の初演を数多く手がけていて、シュトラウス自身もこのオケの音色・響きを念頭において作曲していたといわれています.それだけに今回のプログラムはうってつけ.実際、期待通りというか、これこそが本物の音かと思わせる名演でした.