年末は第9

やや間が空いてしまいました.ネタがなかったわけではないのですが、というよりいろいろありすぎて・・・;-)

ということで、あえて絞ると、年末ですし、やっぱり『第9』.ベートーベン(Ludwig van Beethoven)作曲、交響曲第9番ニ短調作品125、第4楽章に合唱がついているので『合唱付き』とも呼ばれます.なぜ「年末なのか」、諸説あるようですが、とにかく日本ではよく演奏されます.

実は本場のヨーロッパでは、それほど演奏機会のある曲ではありません.『楽聖』ベートーベンの最後の交響曲、音楽史上に燦然と輝く名曲だけに、まあ、恐れ多くてそうおいそれとはできない、というのが正直な感覚かもしれません.生涯一度も指揮する機会のない指揮者もいるくらいです.とはいっても、第4楽章の合唱部分である『歓喜の歌』はヨーロッパ共同体(EU)の国家にもなっていますから、ドイツ語圏のみならずヨーロッパの人々にとって特別な思い入れのある曲であることは間違いないでしょう.

日本で市民合唱などでよく演奏される(演奏できる)理由ですが、第一に合唱部分はそれほど難しくありません.そして、オケがついているということもあって圧倒的に盛り上がります.合唱ですから当然一体感も生まれます.つまりやり遂げた後に何とも言えない充実感があります.

実は昨日のNHK『名曲探偵アマデウス』で取り上げられたのが第9でした.
ここ(http://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/23.html)です.23日と27日に再放送が予定されているようです.見逃した方はぜひご覧ください.

私は合唱は歌ったことはないのですが、オケで一度やったことがあります.合唱の平易さとは比べ物にならないくらい難曲です.初演当時も担当したオーケストラから音譜の数を減らせとクレームがついたそうですが、普通のアマチュアには結構厳しい曲です.

名古屋では名フィルが27,28日に名古屋市民会館(オーロラホール)でやります(
https://www.nagoya-phil.or.jp/concerts/2008/c_shimin14.html).テレビでもNHK交響楽団の演奏が放映されます(予定はここ:http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=rcGcKVZs&g=3).年末の風物詩を一度体験してみてください.