バイエルン国立歌劇場2

 バイエルン国立歌劇場、ドイツ語ではBayerische Staatsoper、州立歌劇場とよばれることもあります。ドイツは連邦国家ですから国の下の行政単位は州”Staat”で、アメリカとよく似ています。したがって、州単位で憲法があり、多くの法律があり、首相がいて、もちろん議会があります。外交や防衛は国が担い、基本的な教育や刑法、民法の枠組みは全ての州で同じでしょうが、いろんな制度が異なっているようです。組織としての歌劇場も州が管理、助成して成り立っているようで、やはり「州立」なのでしょうが、もともとがバイエルン王国の「国立」であったことなどから、「国立劇場」とよばれることが多いようです。ややこしいのですが、建物自体は”Bayersches Nationaltheather”で、文字通り「バイエルン国立劇場」です。ドイツ国内ではベルリンの歌劇場と並ぶ規模と実力を備えています。

 ミュンヘン市の中心部、旧王宮の建物と連続するようにつくられています。正面玄関はギリシャ建築を思わせます。”LIVE”の横断幕が出ていますが、さえないですね。わかりにくいですが、男性はタキシード、女性はドレスでびしっと決めた人を大勢見ました。
Image 2017-08-24 at 20.52


 内部は、1階のアリーナ(平土間)席、2階以上は壁面のバルコニー席で、左側が舞台です。バルコニー席の中央や舞台のすぐ横で2つの階が1つになった部分は貴賓席。かつては国王を始めとするVIPたちが座ったのでしょう。現在は通常の座席としてしかるべき料金を払えば予約できます。私たちはちょうど中央の貴賓席の少し横、鑑賞するには非常にいい席ですが、席のグレードは上から3番目くらいです。一番高いのは1階の前方です。
Image 2017-08-24 at 20.52 (1)



 天井やバルコニーには漆喰彫刻が施され、シャンデリアが輝いています。下の写真は幕間の舞台で、舞台下がオーケストラピットです。

Image 2017-08-24 at 20.52 (2)