METライブビューイング《マーニー》

 だいぶん時間は過ぎてしまいましたが、1月 13日に今シーズンの第4作目の
ニコ・ミューリ作曲《マーニー》を観てきました。

 作曲家は存命中ですから、典型的な現代音楽です。題材も20世紀の作家の作品で、邦訳は内容ですので読むことはできませんが、ヒッチコック監督が同盟の映画を撮っています。主人公マーニー役は知らない女優ですが、相手役はショーン・コネリーです。

 主人公マーニーは、幼い頃のトラウマから盗癖があるという設定。サスペンスなのですが、殺人事件があるわけでもなく、それほどハラハラするストーリーではありません。

 オペラでは、これまでにもMETで活躍している、イザベル・レナートという若手ソプラノ歌手が主人公を歌いました。2幕構成ですが、ほとんど出ずっぱり。おまけに衣装替えが10回以上あるという、心身ともに大変そうな役です。

 音楽的には比較的馴染みやすいのですが、切れ目がなく、かなり集中力を要する作品です。現代的なテーマだけに、もう少し親しみやすいように作ってくれると良かったのに。

 現代作品が上演されるのは全体のアクティビティにとっては大切なことですが、なかなかとっつきにくいものです。事実、週末であったにもかかわらず、お客さんは少なかったですね。

 打って変わって、次回作は「これぞオペラ」という作品です。題名はどこかで聴いたという人も多いでしょう。
ヴェルディ作曲の《椿姫》です。原題は“La Traviata”、直訳すると「道を踏みはずした女性」という意味ですが、日本ではこのオペラの原作である小説の日本語訳題名である「椿姫」で呼ばれることが多いようです。2月8日からです。多分事前に予約しないと席はとれないかとおもいますが、初めての方でもきっと楽しめる、いや泣けると思います。

 主役はディアナ・ダムラウ、現代最高のソプラノ歌手の1人、こんな人です。
Pasted Graphic
 2017年7月30日、ミュンヘン国立歌劇場で。この日の演目は、オッフェンバック作曲《ホフマン物語》でした。以下を参考にしてください。
   
バイエルン国立歌劇場1
   
バイエルン国立歌劇場1(続き)
   
バイエルン国立歌劇場2
   
バイエルン国立歌劇場3