小山実稚恵リサイタル

 6月2日(土)に、栄・宗次ぐホールで
小山実稚恵『音の旅』アンコール公演
がありました。

 12年間続いた『音の旅』シリーズが昨年秋に終わりました((
2015年10月・小山実稚恵リサイタル:ゴルトベルク変奏曲2013年10月・小山実稚恵ピアノリサイタル2010年6月・ショパンとシューマン))。これまでにも何度か聴きに行ったシリーズで、昨年11月の最終公演もほぼ満席でよい演奏会でした(ここ;小山実稚恵リサイタル)。人気のシリーズだったこともあり、今回はアンコール公演。プログラムは、
バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ
シューマン(リスト編曲):献呈(歌曲集『ミルテの花』第1曲)
ラフマニノフ:ソナタ第2番
ショパン:舟歌
ベートーヴェン:ソナタ第32番
でした。

 プログラムされたのは、いずれもシリーズで演奏された曲です。ピアノ曲としては必ずしも有名な曲ばかりではありませんが、全く表情の異なる曲ばかりで聴き応えがありました。

 宗次ホールはわずか310席の小さなホールで、コンサートピアノの音量はやや過剰にきこえる瞬間もありました。その分迫力もあり、音の響きにどっぷりとつかっているような気分に浸れました。

 来週の名フィル6月定期でも小山実稚恵さんがソリストとして、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を弾かれます。個人の演奏家としては、おそらく最も聴いた演奏家でしょう。18世紀のバッハから20世紀のラフマニノフまで、実に様々なジャンルの曲を聴きました。同じ曲を異なった演奏家で聴き比べをすることとともに、同じ演奏家、オーケストラで様々な曲を聴くことができるのがクラシック音楽の醍醐味です。聴けば聴くほど、さらに聴きたくなり、知れば知るほどもっと知りたくなります。