ミカラ・ペトリ リコーダー コンサート

 芸術の秋は結構忙しい。月曜日(11月13日)に、宗次ホールでリコーダーのコンサートを聴いてきました。

 リコーダーときくと、小学校、中学校の音楽を思い出すのではないでしょうか。楽器としては非常に古くからあるようで、構造も単純です。学校の教材としても用いられることから、やや安っぽいイメージもありますが、結構あちこちにアンサンブルのサークルなどもあるようで、大人になってからも楽しむ方も少なくないようです。

 今回聴いたミカラ・ペトリはデンマーク出身で、おそらく現在世界最高のリコーダー奏者でしょう。チェンバロ&バロックハープ奏者である日本人、西山まりえとのデュオリサイタルでした。

 ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テノールの各リコーダーを駆使して、主にバロック時代(15~17世紀後半)の曲を中心に演奏されました。素朴でそれほど音量の変化をつくれる楽器ではありませんが、同じくバロック時代に汎用されたチェンバロやハープ(現代のハープと比べると小型で、音域も狭く、響も弱い)との相性もよく、心に染み込むような音楽の連続でした


 CDで聴くと、非常に明るくて透明感のある音色です。しかし、コンサートで聴いた音色は、ホールの特性でしょうか、いかにも木で作られた楽器と感じさせる、ややかすれたような音色が印象的でした。思ったより、大きな音にきこえ、また、速いパッセージでのテクニックには驚きました。「人間業とは思えない」などの声も聞かれるほど、すばらしい「指技」でした。特に、分散和音を連続させるところなど、まるで弦楽器のようです。

 終演後にはサイン会があり、今回もツーショットを取れました。笑顔の素敵な方でした。日本にもよく来られているようですから、また名古屋でもコンサートがあるでしょう。是非聴きに行こうと思います。
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 共演された西山さんは、チェンバロとバロックハープという全く性格のことなる楽器を共に演奏できるということで、今回のようなコンサートには引っ張りだこのようです。