山形城

先週末に学会出張で山形へ行きました。空き時間に山形城へ行きました。

戦国時代、最上氏によって基本的な形が作られた平城。現在も市内の中心に位置し、JR山形駅からも徒歩圏内です。

御殿があったであろう本丸を中心に二の丸、三の丸が順に取り囲んだ輪郭式城郭。本丸は現在発掘、復原が進められている最中。本丸を囲む土塁と空堀も一部残っていて見応えがあります。二の丸域には現在は野球場や博物館などがありましたが、その外側にはほぼ当時のままの幅の広い水堀が残っています。二の丸と三の丸の間にはいくつかの門があったようですが、それらの部分には石垣を築き、門以外の部分は土塁のままで水堀に。石垣はいくつか残されていましたが、多くは野面積みと切り込みはぎの折衷のように見えました。それほど高さもなく、やはり西日本の大規模なお城に比べるとやや見劣りします。また、大手門が復原されていて内部が無料公開されています。

最上氏は現在の山形を中心に覇を誇った戦国大名。ちょうど伊達政宗の母親のお兄さんとその息子の時代に最盛期を迎えましたが、時代は豊臣から徳川へ移り変わる時期。伊達同様に天下を狙うには遠すぎるし遅すぎました。最上氏は江戸時代の初めに改易され、その後山形城の主は次々と変わり、それに伴って城も荒れていったそうです。