ジャズつながりで

 名フィルの定期ではジャズの影響を受けた曲が並びましたが、先月末から「Nagoya Jazz Week」というイベントが行われていました。主に名古屋市内のホールで、ほぼ 毎日何らかのジャズのコンサートがあったようです。渡辺貞夫や山下洋輔など国内の有名な演奏家をはじめ、海外からも招聘したようです。
 
 先週の半ばにはジャズとクラシックのコラボと言うことでしょう、
《国府弘子&川井郁子プレミアムコンサート》
が名古屋・伏見の電気文化会館ザ・コンサートホールでありました。知り合いのつてで、無料招待券が手に入ったので行ってきました。先週は私にとっても「ジャズ・ウィーク」でした。

 ジャズのコンサートは初めてですが、形式はいつも聴きに行くクラシックのコンサートとそれほど差はありませんでしたが、やはりとお客さんの雰囲気が違いました。曲が終わる前に「ブラボー!」と声をかけてもいいようですし。

 ジャズのコンサートではあらかじめプログラムを決めて一覧を配布することはないようですが、この日に演奏されたのは、
エルガー:愛の挨拶
ピアソラ:リベルタンゴ
チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》から「情景」
モンティ:チャールダーシュ
川井郁子:ユーチューン
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
バッハ:《無伴奏バイオリン・パルティータ》から「ガボット」
映画音楽メドレー:「ひまわり」、「魅惑のワルツ」、「太陽がいっぱい」、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「慕情」
モーツァルト:きらきら星
ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』より第2楽章
ただし、バッハ以外はいずれも演奏者たちがジャズ風にアレンジしたものです。
そのほかに、題名をはっきりとメモすることができなかった川井郁子作曲作品が2曲演奏されままました。

 国府弘子はジャズ・ピアニストとして有名な方のようですね。独自にバンドを組んでいて、各地でコンサートをやられているようです。また、川井郁子は、オーケストラと協奏曲を共演する機会はあまりないようですが、他のジャンルの演奏家とコンサートを行ったり、作曲活動などが中心のようです。毎週金曜日の夜にテレビ愛知で放送される「100年の音楽」という番組に出演していて、テレビやラジオを通じて音楽を広める活動には熱心です。また、大阪音楽大学で後進の指導にも当たっているようです。演奏スタイルも優美で、惹かれる方も多いでしょう。