METライブビューイング《マノン・レスコー》

 現在、名駅・ミッドランドスクエアシネマで今シーズンのMETライブビューイングの第7作目、プッチーニ作曲の歌劇《マノン・レスコー》が上映中です(金曜日まで)。

 先週土曜日に見に行きました。オペラ作曲家として有名なプッチーニの作品の中ではややマイナーな作品ですが、彼の出世作でもあり、その後の作品の萌芽を見るようなところが随所にあります。

 18世紀のフランスのアベ・プレヴォーという作家の同名小説を基にしています。ヨーロッパでは非常に有名らしいのですが、日本では同時代のフランス人、例えばユゴーやバルザックのほうが有名です。詳しいストーリーはWebサイト(ここ:http://www.shochiku.co.jp/met/program/1516/)を見ていただくとして、要するにファム・ファタルと彼女に翻弄される男の悲劇。もちろん主人公マノン役は美人で相手役のデ・グリューもかっこいい青年という設定。今回マノン役を歌ったクリスティーヌ・オポライスと相手役デ・グリューを歌ったロベルト・アラーニャ(実年齢はともかくとして)はまさにうってつけで、見事な歌唱でした。

 次回は5月、ゴールデンウィーク明けで今回と同じくプッチーニ作曲の歌劇《蝶々夫人》、長崎を舞台とした悲劇。蝶々夫人は今回マノンを歌ったオポライス、ピンカートン役は今回のデ・グリュー役のアラーニャ。偶然ですが同じ組み合わせです。