新発田城

7月の終わりに新潟に行く機会があり、帰りの飛行機までの時間に隣町・新発田市のお城を観てきました。

新潟市のすぐ北にある新発田市を中心とした地域は、関ヶ原合戦の直前に入った溝口秀勝以降、江戸時代が終わるまで同一大名が藩主を務めた珍しいところ。外様大名で名目10万石(始め6万石)でも、新田開発などをどんどん進めた結果、その数倍の内実で藩としては裕福だったようです。

現在の新発田城には本丸表門と櫓(二重櫓)一棟が現存し、ともに重要文化財。内堀とそこから立ち上がる石垣は切り込み接ぎという比較的新しい技術でくみ上げられており、当時の姿を残しています。ただ、旧本丸とその外側の大部分が自衛隊駐屯地になっているため、見学することができず残念です。

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重要文化財の二重櫓。櫓と石垣の境界部分の海鼠塀は北国でよく用いられる建築様式ですが、城の櫓などに用いられているのは珍しい。